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財布に優しく一級建築士合格を目指す受験生の記録

後半戦第2回講座概要

かなり人数が減りました!

第1回目の日曜クラスの人数は20人以上だったので、

1回目は図面講評の時間が無かったので問題ありませんでしたが、

2回目以降は講義中に講師1人で20人以上の図面講評をこなせるのだろうか、

質問を自由にするような時間は確保できるのだろうかと心配していました。

 

そして、蓋を開けて見ると…あれっ?なんか少ない!

 

大体10名程度でしょうか、半分以下になっていました。

まぁお盆のせいかもしれませんが、程良い人数でした。

 

先週の1回目の講座で土曜クラスに参加した方に聞くと、

土曜日クラスは前回もこれくらいの人数だったようです。

 

やはり、講師1名に対して10数名が限界じゃないでしょうか。

 

次回以降、お盆が明けてからの人数が余りにも多い場合は、

土曜日クラスに行くことを考えたいと思いますが、

日曜日クラスが次回以降もこのままの人数であることを祈ります!

 

その日中に提出する人が増えてます!

前回はその日のうちに提出する人が3名程度でしたが、

今回はその2倍くらいに増えてました、参加人数は減ってるのに。

 

講義の最後、その日中に提出された図面を希望者は見ることができるのですが、

どのプランも正直似たり寄ったりのプランに見えました。

 

プールの面積が大きく、プランに与える影響が大きいため、

プールの位置が同じであればプランにそこまで違いが出ないようですね…

 

合否の決め手は、

図面の書き込みなどの完成度、細かいミスの少なさ、計画の要点…でしょうか。

昨年よりもシビアな戦いになりそうな予感が第2回目にして、かなりしています。

厳しさを持って課題に向き合わなくてはなりませんね!

 

宿題ですが…

やっぱり今回もありませんでした。

 

某資格学校Tは8課題と言いながら、

宿題があるので実際の課題数はもっと多いようですが、

全日本建築士会はこのままだと10課題だけになりそうです。

 

エスキスの練習をしたいからたくさん課題が欲しい人には、

若干物足りないかもしれません。

 

実際に純粋に全日本建築士会だけで試験に挑む人は何名いるのでしょうか、

もしかしたら、2回目の人数が減った原因は、

課題だけもらって、講義は別のところに行ってる場合もあるのかもしれません。

 

最後に…

S学院では講義の最後に図面を見せ合う場が講義の一部として毎回あるので、

生徒同士で情報交換したり交流がありますが、

全日本建築士会についてはそうではないので、

生徒同士の情報交換はかなり個人で動かなければ難しいですね。

 

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

後半戦の講座が始まりました!

第1回講座の概要です!

7月29日(日)に総合ガイダンスとして、

今年度の課題の概要についての説明と類似の過去問のエスキスを半日で行いました。

 

そして、昨日の8月5日(日)から本格的に後半戦が始まりました。

 

通常、大手資格学校の場合は長期生と短期生が一緒に講義を受けることは、

模擬試験の日を除いて基本的にないと思いますが、

全日本建築士会の場合は、長期生も短期生と一緒に講義を受けます。

正直なところ、この事実を聞いたときはどうなることかと、かなり心配しました。

 

授業のレベルは誰に合わせるのか?また1から始まるのか?

1クラスの人数は何人になるのか? 等々…

 

実際には、人数は日曜クラスで20人前後…だったと思います。

表現が曖昧なのは、全日本建築士会は土曜クラスと日曜クラスの移動がかなり自由で、

初めにどちらのクラスか希望を聞くものの、先生はどちらも同じため、

実際はどちらでも出られる方に出たら良いという感じだからです。

感覚的には、だいたい前半の人数の倍くらいでした。

土曜日クラスは日曜クラスより若干少ないそうです。

ちなみに先生は一人だけです。

例年はどれくらいなのかは分かりませんが、また聞いてみたいと思います。

 

授業の内容としては、

初めに今年度の課題についての追加資料に関して簡単な説明があり、

その後はいきなりエスキスが始まりました。

そして、エスキスが出来た人から先生のチェックを受けて、作図に進むスタイルです。

 

初年度の人については、総合ガイダンスの際に作図が初めての人のみ集められ、

みんなが過去問のエスキスをしている間に簡単な講義を受けていましたが、

それ以上の細かい指導は今のところありません。

 

講義時間については、前半の講義より少し長くなり、

9:00〜17:00までが講義、17:00〜17:30までは質問タイム、

質問したい人以外は帰っても良いという感じです。

 

少し講義時間が長くなり(計7時間程度)、ちゃんと作図時間が確保できるので、

今回はその日中に最後まで描き切って提出することが出来ました。

その日中に描き切ったのは3名程度だったと思います。

 

宿題については、今回は特にありませんでした。

正直、その日中に描き切った人にとっては物足りない感じもしますが、

次回以降に期待することにします。

 

本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

 

 

何日ぶりの更新でしょうか…申し訳ありません(>人<;)

前半の講座は全て受講しました!

前回の記事で講義毎に報告すると宣言しておきながら、

結局は今日まで更新できず…みなさま申し訳ありません。

 

まめにブログを更新してらっしゃるブロガーの凄さを感じました。

 

ブログは全く更新できておりませんでしたが、元気に生きております。

そして、講義は全て無遅刻無欠席の皆勤賞でした。

 

報告が遅くなりましたが、前半戦の講座の感想をご報告します。

 

前半戦計10回の講座概要!

課題発表までの前半は、

基礎力養成講座4回(うち2回は通信添削)、実力養成講座が6回の計10回でした。

 

課題の内容としては、前回報告した1回目の「小規模なリゾートホテル」に始まり、

2回目以降もこれまでの本試験の課題と同じテーマの課題でした。

もちろん、課題の内容はオリジナルです。

 

講義の内容は最後の講義を除き1回目と同様でした。

エスキスをして、完成した人から先生に確認、そして修正、

それを繰り返して先生のOKを得られたら、計画の要点や作図に進むという感じです。

 

講座は9:00〜16:00の時間厳守のため、

全員で課題内容を読んでからエスキスとその修正をしているので、

どんなに頑張ってもその日中に図面を描き終えて提出するところまでは無理でした。

 

そのため、私は講座はエスキスと計画の要点に集中することにして、

途中からは重い製図板を持って行かないことしていました。

講座中はエスキスと計画の要点の練習と先生に時間の許す限り質問する。

その繰り返しです。

前回の課題の添削結果について聞くのもこの時間しかないので、

中途半端に作図するくらいなら質問に集中した方が時間を有効に使えるとの判断です。

 

最後の1回だけは後半戦の先生に変わったので、

エスキスから作図まで続けてする方法でした(予告なし)。

もしかしたら、模試形式になる予感がして製図板を最後だけ持って行って正解でした。

結果としては、作図が3平面+伏図+断面図と作図量が多かったので、

エスキスを早々に終えて作図に着手しましたが、少しだけ時間が足りず…残念。

 

前半戦を終えて…

各課題のレベルはS学院の長期課題のように、

シンプルな課題から徐々に難しくなっていくようなスタイルではなく、

本試験と同等かちょっと簡単くらいのレベルが初めから続くという感じです。

あくまで個人的な感覚ですが。

 

そのため、私の勉強法としては、学校の課題は早々に終え、

S学院長期課題のようなシンプルな課題で自分なりのエスキスや作図のスタイルを身に着け、

少し難しい学校の課題で自分のスタイルがどの程度通用するかを試すという感じでした。

 

初年度で製図は受けずに長期講座で初めて製図を学ぶ人もいらっしゃいましたが、

テキスト自体はN学院やS学院ほど細かく書いていないため、

僕がこの講座だけで作図を始めようとしたら少し戸惑ったのではと思います。

その場合はテキストだけでもネットなどで大手資格学校の物を入手するといいかもしれません。

 

エスキスについては、他の大手資格学校と同じく、建築士会の方針も2時間は必要です。

時間配分としては、エスキス:2時間+計画の要点:1時間+作図:3時間といった感じです。

長期講座開始前に頂いた事前学習DVDで話していた先生と講座が始まってからの先生では、

エスキスの方法に多少の違いはありましたが、

基本的には”階の振り分け”や”断面検討”、”ゾーニング”などフルスペックの内容です。

各講義で先生自身がエスキスした手書きの資料を2パターン程度頂けますが、

いつもA3用紙2枚にぎっしり書かれた内容です。

頂くたびに僕にはこれを2時間ですることはできないと思っていました。

 

そのため、私はビリケツ くん方式をベースとしたエスキス方法で最初から最後まで貫きました。

それでも、先生には何も文句は言われませんでした。

というより、気づかれていないだけかもしれませんが…

ただし、エスキスは1/400でやらないと注意されます。

 

正直、受講して良かったかというと…

それは確実に良かったと思います!

なんせこれで20万弱ですし。

 

初めはこれまでに通った学校のルールの違いなどに戸惑うこともありましたが、

エスキスとしては実務でも活躍されている先生の指導により、

これまでは指摘されなかった点を実務的観点から指摘されるなど、

学ぶことは多かったと思います。

 

課題の添削結果がタイムリーに得られないことはデメリットですが、

添削の内容としては、トレペにプランの改善案を書いてくれていたり、

非常に熱心かつ丁寧に添削して頂けたと思っています。

 

課題についても多岐に渡るため、

どの課題が出てもそれなりの時間内にまとめることができるという自信を得ました。

 

これが全日本建築士会が高い合格率を誇る理由かどうかまでは分かりません。

引き続き、後半戦も皆勤賞で受講し、調査していきたいと思います!

 

 

本日も最後までありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

1回目講義のご報告!

まずは基本情報についてです。

教室は新大阪駅近くにある新大阪丸ビル本館の一室でした。

今後も場所は変わらないようです。

 

教室の規模は、二人掛けの長机が8台、定員16名程度という感じです。

参加人数は10名弱、欠席の方がいたので、全員で13~14名でしょうか。

だいたい想定通りの人数でした。

 

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出典:新大阪貸し会議室「丸ビル本館・新館」/室内

 

講師の方ですが、事前に聞いていた情報は間違っていませんでした。

名古屋で設計事務所をされている方で、年齢は60前半だと思います。

全日本建築士会の理事をされているようです。

大阪の講師としては過去7年程度教えていると仰っていたと思います。

 

講義の流れについては…

事前資料には講義時間が900~1600、内容はエスキス作図添削とありました。

正直、この時間内容で1回目から添削まで出来ないから、実際は遅くまでやるんだろうなと思っていました。

 

しかしながら、当日はきっちり1600に終わりました。時間厳守でした!

 

どういうことかと言いますと、当日は先生の解説とエスキスが中心で、

作図は当日中に終らせる必要はなく、後日1週間で仕上げて郵送という仕組みでした。

大手資格学校の長時間にわたる講義に慣れていたので戸惑いましたが、

考え方によってはクールで良いのかもしれません。

ちなみに僕は嫌いではありません。

ただ、初受験の方だと細かい描き方まで見てもらえないのは少し寂しいかもしれません。

 

1回目の課題は「小規模なリゾートホテル」でした!

まずは昨年の課題と同じでした。概要としては、

 

・地下1階、地上2

・敷地寸法:36m×40m

・配置図単独

・南北の景観◎(北:樹林、南:湖)

・東側に別敷地の駐車場有り(施設利用者と管理者、車の敷地内動線確保)

・敷地内に保存樹有り(保存樹を避けながら別敷地駐車場からの動線を確保) 

・エントランスに吹抜け70㎡以上

・隣地境界線は建設用地外(模範解答ではへりあきが1mになっていました。) 等

 

個人的な印象としては、思ってたよりも”癖が強い”って感じました。

初回ですし、課題発表前はエスキスの練習だと先生も仰っていたので、

もう少しシンプルな課題かなと予想していましたが

 

当日の配布資料についてですが、課題と解答用紙については大手資格学校と見た目に大差ありません。そのほか、事務局側が用意した模範解答の図面と要点(PCで作成)、別案として先生の手描きのエスキス資料を頂きました。

 

講義を受けてみての感想ですが…

正直なところ、1回受けただけでは全日本建築士会がなぜ驚異の合格率を誇るのかまでは分かりませんでした。

資料が特別良いかと言うとそうでもなく、課題はちょっと癖がありそう。

 

資料的には非常にシンプルなので初年度の人だと厳しいのではと感じました。

やはり、資料はS学院のものがやはり1番見やすかったですね。

 

とにかく、建築士会の実績を信じてこれから約7ヶ月間学んでいきます!

そして、引き続き、少なくとも講義ごとに報告をしていきたいと思います。

 

ちなみに余談ですが

先生曰く、数年前には東京と大阪の生徒全員が合格したこともあったそうです。

 

本日も最後までありがとうございました。

全日本建築士会を選んだ理由と事前情報

全日本建築士会の長期設計製図講座を選んだ経緯と理由についてお話します。

 

発端は単純に"全日本建築士会の評判がどうやらかなり良いらしい"と言う情報をとある勉強会で教えて頂いたことです。

その勉強会というのは、今や一級建築士受験者の強い味方として有名なビリケツくん(以下、リスペクトを込めてビリケツ先生と呼ばせていただきます)が主催してくださっているものです。

 

ちなみに、学科から製図に至るまで広く有益な情報をビリケツ先生は発信して下さってますので、まだご存知ない方は下記のブログをご覧になってはいかがでしょうか。

 

ビリケツくんの独り言

一級建築士試験総合資格全国模試1位が教える空前絶後の勉強法

 

ちなみに、私も2週間前までは多くの受験生と同じく、大手資格学校の講座のどれかを迷いなく受けるつもりでいました。

 

最終的に選択に至った理由は以下の通りです。

 

①29年度設計製図試験合格率
   長期講座:72.6%・長期以外67.8%  ※模擬試験基準点取得者
大手資格学校がHPで公表しているような合格者占有率ではなく、純粋な合格率なので分かりやすいです。もちろん、模擬試験の基準点をクリアする必要がありますが、逆に言えば、学校で学んだ事を確実に身に付ければ10人中7人程度の高確率で合格できるということですよね。短期でもなかなかの合格率です。ちゃんと合格率を示せるというのは、自信の表れではないでしょうか。

 

②講座費用が通学で196,000 円(税込)
通信:186,000 円(税込)、併用:191,000 円(税込))
とにかく、低価格です。決して安い金額ではありませんが、大手資格学校と比較すると1/2〜1/4程度です。
営業経費を削減するだけでこんなに安くなるのかと思うと、大手資格学校に対して少し腹立たしささえ感じます。


③元国土交通省室長監修
実際に本試験の採点官をしていた人が監修しているようです。もしかしたら、問題作成にも携わっていたのかもしれませんが、郵送してもらった資料には当然そんなことまでは書いてないので、これは定かではありません。少なくとも、各資格学校が点数配分を分からない中で想定しているのに比べ、より本試験に近い採点や指導が講義中にも受けられる可能性が高いはず。そう期待したいです。


④再受講制度
出席率80%以上、かつ模擬テスト80%以上の得点基準を満たし、万一不合格となられた場合には翌年度に限り無料で再受講できます。当然不合格になることは想定していませんが、重要なのは来年が無料であるということではなく、それくらいこの講座の内容に自信を持っているということではないでしょうか。

 

その他、事務局に電話で聞いた情報を幾つか挙げておきます。

 

①大阪の講師は設計事務所をされている方(?)で、例年同じ方だそうです。
HPには、講師は日本建築学会賞受賞者や大学教授、工学博士、設計事務所所長等とあるので、大阪は設計事務所所長と言うことですかね。確認がとれ次第、追って報告させて頂きます。

講師が毎年変わっているようでは品質にバラツキがあって困りますが、少なくともその心配は今年は無さそうです。

 

②長期講座の受講者数は、例年各教室15名程度だそうです
極端に少なかったらどうしようかと思っていましたが、それなりにいらっしゃるようで安心しました。東京15名、大阪15名の計30名という感じですかね。

 

以上、私が受講を決めた理由と事前情報についてお伝えしました。
また、受講していく中で情報に誤りを見つけた場合は、適宜この場で報告したいと思います。

ブログの目的と簡単な自己紹介

この度は私のブログにお越しいただきありがとうございます。

 

このブログの目的は、年々高額化する大手資格学校の一級建築士試験対策講座、特に設計製図試験対策講座への挑戦として、大手資格学校に行かずに安く合格する方法を探求することです。

 

とはいえ、偉そうなことを言っておりますが、恥ずかしながら私はまだ一級建築士になっておりません。

 

つまり、私自身が皆さんの代わりに自ら実験台となって、大手資格学校以外の方法にトライし、その実態について報告させて頂きます。そのため、基本的には今年合格すれば実験終了ということで、このブログも終わる予定にしています。

 

それでは、今年度はどこに行くのか…

 

今年度は全日本建築士会の長期設計製図講座に行くことにしました。

通学コースで196,000円(税込)です。

とりあえず、申し込みまでは現時点で完了しております。

次回以降、全日本建築士会に決めた理由や現時点で仕入れた情報をお伝えしたいと思います。

 

最後になりましたが、簡単に自己紹介したいと思います。

 

・大阪在住の男です。

・既婚者です。

   資格学校に大金は払えません。

・ゼネコン設計部で構造設計してます。

   普段は構造図以外描きません。

・学歴

   高専(土木5年)→大学(建築)→大学院(建築)

・昔から国語が苦手です。

   ブログも日本語が多少間違っているかもしれませんが、ご容赦ください。

一級建築士試験の戦歴

   H26:学科独学合格

             製図は業務の都合で未受験(後悔してます…)

   H27:製図を独学挑戦→不合格(ランク2)

   H28:S学院短期で製図挑戦→不合格(ランク2)

   H29:学科再挑戦独学合格

             N学院短期で製図挑戦→不合格(ランク2)

 

最初の2年は今思えば少し調子に乗っていました…甘く無い試験だと思い知らされました。

前回と前々回はさすがに学校に行きましたが、2年とも合格率の低い方の学校に通い、自分の実力の無さも相まって不合格でした。

 

今年こそは全日本建築士会で合格し、大手資格学校でなくても十分に合格することができると証明できればと思っています。

その結果として、少しでも資格学校難民を減らすことが出来れば幸いです。

 

好きで勉強してきた建築をお金の問題で最後に諦めたり、それによって生活が苦しくなるような悲しい現実を無くす一助になればと思います。

 

資格学校の営業にもウンザリですしね…

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。